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そのPF、実力ゼロでも出る確率を計算する

バックテストのプロフィットファクター(PF)は、取引数とセットでしか読めません。取引数とPFを入れると、ランダムな時刻に・ランダムな方向で建てる実力ゼロの売買でも、同じPF以上が出る確率を返します。 土台は、2020〜2025年の実際の1分足の上で作った売買72万件です。パラメータを何通り試したかも反映できます。

土台 実力ゼロの売買 72万件(MEAS-2026-001) 計算 ブラウザ内で最大2万回の抽出 更新 2026-09-27

1. そのPFは、実力ゼロでも出るか

バックテストの取引数とプロフィットファクター(PF)を入れてください。コストと決済の型は、下の「2.」とも共通です。

5〜2000回
総利益 ÷ 総損失
パラメータを何通り試して、いちばん良いものを選んだか
バックテストに入れたスプレッド+手数料に合わせる
いちばん近いものを選ぶ
実力ゼロでも、このPF以上が出る確率
—
1通りだけ試した場合
試した数を考えると
—
—
偶然を5%に抑えるのに必要なPF
—
この取引数・試した数のとき
計算中…

実力ゼロの売買の「本当のPF」(このコストを引いた場合):—

PF — 以上が、実力ゼロでも出る確率(取引数別)
取引数1通りなら試した数を考えると

2. 本物のエッジでも、負けて見える確率

本当に実力がある売買でも、取引が少ないうちは負けて見えます。フォワードテストの成績で止めるかどうかを決める前に。

この売買に本当にある実力(コスト込み)
フォワードで重ねる回数
PFが1を下回る確率
—
実力があるのに、負けて見える確率
PFが出る範囲(90%)
—
下位5%〜上位5%
1取引あたりの実力
—
この本当のPFに相当する上乗せ

PFが1を下回る確率を10%以下にするのに必要な取引数:—

本当のPFがあっても、PFが1を下回る確率(取引数別)
取引数PFが1を下回る確率下位5%のPF

計算はすべてお使いのブラウザの中で行います。入力した数字はどこにも送信しません。

01計算のしかた

土台にしているのは、2020〜2025年のドル円・ユーロドル・ポンド円の実際の1分足の上で作った、ランダムな時刻に、ランダムな方向で建てる売買です。 決済の型ごとに18万件(4つの型で72万件)あります。方向も時刻もでたらめなので、実力は定義上ゼロです。

  1. 選んだ決済の型の18万件から、入力した取引数だけを無作為に抜き出し、選んだコストを1件ずつ引いてPFを計算する
  2. これを最大2万回くり返し、「実力ゼロの売買が、その取引数で出すPF」の分布を作る
  3. その分布の中で、入力したPF以上になった割合を「実力ゼロでも出る確率」として表示する
  4. 試した組み合わせの数が K 通りなら、K本のうち1本でも超える確率=1 −(1 − 確率)K を表示する

手順はプロフィットファクターと取引数の記事の測定(MEAS-2026-001)と同じで、記事の数字(コスト1.5pipで30回なら、PF1.5以上が11%)を再現することを確かめています。 「2.」は、同じ18万件に1取引あたり一定の上乗せを足して、全体のPFが入力した値になるようにしてから、同じ抜き出しを行っています。

02取引数ごとの目安

60分で時間決済・コスト1.5pipの場合の、実力ゼロの売買が出すPFです。取引数が少ないほど、偶然で大きなPFが出ます。

表1:実力ゼロの売買のPF(60分決済・往復1.5pip・各2万回の抽出)
取引数中央値上位5%PF1.3以上PF1.5以上PF2.0以上
10回0.724.2328%24%16%
20回0.742.4122%16%8.2%
30回0.741.9317%11%4.4%
50回0.751.5911%6.3%1.6%
100回0.751.274.2%1.7%0.1%
200回0.751.090.8%0.1%0.0%
300回0.751.030.2%0.0%0.0%
500回0.750.960.0%0.0%0.0%
1000回0.750.890.0%0.0%0.0%

03「いちばん良いもの」を選ぶと何が起きるか

パラメータを何通りも試して一番良い結果を採用すると、実力ゼロでも選ばれたPFは大きくなります。 取引50回の場合、100通り試した中の最良は中央値でPF2.30でした。比べる相手は1ではなく、この数字です。

表2:実力ゼロの戦略をK通り作って最良を選んだときのPF(取引50回・60分決済・往復1.5pip)
試した数選ばれたPFの中央値
1通り0.75
10通り1.47
100通り2.30
1000通り3.25

04この計算でわからないこと

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FXバックテストで、自分のロジックを、自分で殺す9つの規律

取引数・試した数・コストで「自分のロジックを自分で落とす」ための規律を、9つにまとめた本です。

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データの出典: 当研究所 MEAS-2026-001(ドル円・ユーロドル・ポンド円の1分足 2020〜2025年、ランダムな時刻と方向の売買、決済の型4種×各18万件、乱数シード固定)。表の値は同測定の出力(dist.csv・bestK.csv)です。

免責: 本ツールは検証の考え方を試すための計算機です。投資助言ではありません。特定の金融商品・取引業者・EAの利用を推奨するものではありません。 計算結果は過去データと単純化した前提に基づく目安であり、将来の損益や安全性を保証するものではありません。FX取引には元本割れのリスクがあります。